2026.4.12メッセージ内容

「スタートラインにつく」 イザヤ 43:20-21

「わたしが荒野に水を、荒れ地に川を流れさせ、わたしの民、わたしの選んだ者に飲ませるからだ。わたしのためにわたしが形造ったこの民は、わたしの栄誉を宣べ伝える」。(イザヤ43:20後半−21)

上記は、日本イエス・キリスト教団の今年度の聖句です。標語は「次のスタートラインにつく―教団改革4年目―」です。日本の社会も、日本のキリスト教界も、教団も、私たちの教会も、多くの課題を抱えて、過渡期を迎えています。今年度の聖句から主の語りかけを聞き、励まされ強められて、前進していきましょう。

1、神の新しい計画

「見よ、わたしは新しいことを行う」(19節)とは神の宣言です。神は、天地万物を創造され(1−8節)、イスラエル民族を選び(10節)、救われた神(25節)です。神が宣言し、神が行うならば、必ず成就し、完成するのです。「―主のことば― わたしが神だ。 これから後もわたしは神だ。わたしの手から救い出せる者はない。わたしが事を行えば、だれがそれを戻せるだろうか」(イザヤ43:12後半~13)。

「神を愛する人たち、すなわち、神のご計画にしたがって召された人たちのためには、すべてのことがともに働いて益となることを、私たちは知っています」(ローマ8:28新P310)。私たちの教会も、困難な課題は多いですが、神の新しいご計画に導かれ、聖霊による一致と協力によって前進していきましょう。

2、スタートラインにつく

「先のことに心を留めるな。昔のことに目を留めるな」(18節)とは、神による出エジプトの奇跡的な救いのことです(16−17節)。この時、過去の神の栄光、神の恵みに安住して、ただ、過去を懐かしむだけになっていたようです。過去の神の恵みを忘れなさいということではなく、その恵みに感謝して、次のスタートラインについて、神の計画に進んで行くということです。

「見よ、わたしは新しいことを行う。今、それが芽生えている」(19節)。まだ小さくても、神のご計画がスタートしているのです。

「あなたがたは、それを知らないのか」(19節)とは、神からの挑戦の言葉です。現実は困難なことが多く、できないことを探し、愚痴ばかりになってしまいます。過去において、神は、私たちの想像を超えることを行なって下さいました。そして、将来、人の力や知恵をはるかに超える神の新しい計画を示し、導いてくださるのです。

3、スタートし、走り続ける

「わたしが荒野に水を、荒れ地に川を設ける」(20)とは、イザヤの時代から約200年後のバビロン捕囚からの帰還の預言と言われています。神はペルシャ王キュロスに働きかけ、バビロン捕囚からの帰還勅令(BC538)を出させました。イスラエルの民は神の約束の地・エルサレムに帰ってきました。実際には、その帰還は様々の困難や周囲の妨害や民の不信仰がありました。しかし、神の計画を信じ、信仰を奮い立たせて達成しました。

私たちもスタートし、走り続けていると、息が切れ足が疲れ、もう止めようかと弱気になってしまいます。しかし、信仰による忍耐を持って走り続けましょう。

「こういうわけで、このように多くの証人たちが、雲のように私たちを取り巻いているのですから、私たちも、一切の重荷とまとわりつく罪を捨てて、自分の前に置かれている競走を、忍耐をもって走り続けようではありませんか」(ヘブル12:1)。

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