「内住の御霊」 ローマ 8:1-11
「しかし、もし神の御霊があなたがたのうちに住んでおられるなら、あなたがたは肉のうちにではなく、御霊のうちにいるのです。もし、キリストの御霊を持っていない人がいれば、その人はキリストのものではありません。」(ローマ8:9)
1、三位一体の神を信じる信仰
ローマ書8章は父・子・聖霊の「三位一体の神」を信じる信仰を再確認しています。
【御子】「キリスト」・「イエス」、 【聖霊】「いのちの御霊」・「キリストの御霊」、 【父なる神】「神」「よみがえらせた方」と、三位の関係によって表されています。
三位一体の神が、罪人を罪から救い解放し、御霊の内住(9節)により神が共に歩み、キリストの再臨の時、信者を死者の中からよみがえらせ、永遠の御国に入れてくださることを保証しています(11節)。
2、内住の御霊
「こういうわけで、今や、キリスト・イエスにある者が罪に定められることは決してありません」(1節)と断言しています。それは、「キリスト・イエスにあるいのちの律法が、罪と死の律法からあなたを解放したからです」(2節)。
キリストを信じ義とされた者は、「キリストがあなたがたのうちにおられるなら‥」(10節)と、キリストが内住されているのです。同時に、「神の御霊あなたがたのうちに住んでおられるなら」(9節)と、御霊が内住されているのです。
3、肉に従うのではなく、御霊に従う
⑴肉に従うとは
「肉」とは、罪を犯し死ぬ者となったアダムからもたらされた、神を信頼しない心と行為のことです。罪を認めずキリストを救い主と信じない心と行為とも言えます。
①「肉に従う者は、肉に属することを考えます」(5節)。悪いことを考えるというよりも、自分のこと、この世のことだけで、神のこと、永遠のことを考えないということです。
②「肉の思いは死です」(6節)。人生いろいろやってみても、「最後は死んでおしまい」という虚しい結論です。
③「肉の思いは神に敵対するからです」(7節)「‥神を喜ばせることはできません」(8節)。「肉の思いの神観」は、ご利益の神、自分の都合の良い神です。神のごきげん取りのために、自分の善行を積んで自分の力で救われようとします。
⑵御霊に従うとは
イエス・キリストを信じ義とされた者は、御霊が内住しています。
①「肉によってできなかったことを、神はしてくださいました」(3節)。主イエスの十字架の贖い死によって「罪を処罰されたのです」(3節)。律法からも解放してくださいました。
②「御霊に従って歩む私たち」(4節)神は、肉に従う者から、御霊に従う者にしてくださいました。御霊によって律法を行える者にしてくださいました(4節)。
③「御霊に従う者は御霊に属することを考えます」(5節)「御霊の思いはいのちと平安です」(6節)内住される聖霊によって、神を信頼し期待し神を喜ぶ心が与えられました。
④「あなたがたのうちに住んでおられるご自分の御霊によって、あなたがたの死ぬべきからだを生かしてくださいます」(11節)。聖霊はキリストの再臨の時に私たちの体が栄化されることを保証しています。
内住の御霊に導かれて、信仰生活を歩んでいきましょう。